「ニキビは治ったのに、赤みだけがなかなか消えない」「跡が茶色くくすんで残ってしまった」──ニキビ跡の赤みや色素沈着に悩む方は少なくありません。鏡を見るたびに気になり、メイクで隠そうとしてもうまくカバーできず落ち込む、という声もよく聞きます。
ニキビ跡の赤みは、間違ったスキンケアを続けると長引いたり、色素沈着へと進んでしまったりすることがあります。逆に、肌への刺激を減らして正しいケアを続けることで、これ以上悪化させずに落ち着かせていくことが期待できます。
この記事では、ニキビ跡の赤みが残る仕組みを炎症後紅斑と色素沈着に整理したうえで、赤みを悪化させないための洗顔・保湿・紫外線対策の手順を皮膚科専門医監修のもと解説します。市販薬や美容医療との使い分け、選びたい成分もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ニキビ跡の赤みが消えないのはなぜ?残るメカニズム
ニキビ跡の赤みが長引くのには、肌の内側で起きている変化が関係しています。まずは赤みと色素沈着の違いを知り、自分の跡がどのタイプかを見極めることが、正しいスキンケア選びの出発点です。

炎症後紅斑(PIE)──赤み・ピンクの跡
ニキビが治まったあとも残るピンクや赤みの跡は「炎症後紅斑(えんしょうごこうはん/PIE)」と呼ばれます。ニキビの炎症によって皮膚内の毛細血管が拡張・増生し、血液の赤みが肌表面から透けて見えている状態です。
指で軽く押すと一時的に白っぽく退色し、離すとまた赤みが戻るのが特徴です。これは押すことで血管内の血液が流れるためで、色素沈着との見分け方の目安になります。炎症が強かったニキビや、繰り返しできた部位に残りやすい傾向があります。
炎症後紅斑は時間の経過とともに少しずつ薄くなっていくことが多いものの、落ち着くまでに数カ月から1年以上かかることもあります。この間に肌をこすったり刺激を与えたりすると、赤みが長引く一因になるため注意が必要です。
炎症後色素沈着(PIH)──茶色・褐色の跡
一方、茶色や褐色に残る跡は「炎症後色素沈着(PIH)」です。ニキビの炎症が刺激となってメラノサイト(色素細胞)が活性化し、メラニン色素が過剰につくられて肌に沈着した状態を指します。
炎症後色素沈着は指で押しても色が変わらず、淡い茶色から濃い褐色までさまざまです。紫外線を浴びるとメラニンの産生が促され、跡が濃くなったり長引いたりしやすくなります。もともと色素沈着を起こしやすい肌質の方は、より残りやすいとされています。
赤み(炎症後紅斑)と色素沈着(炎症後色素沈着)は同じニキビ跡でも仕組みが異なり、同じ部位に両方が混在していることも珍しくありません。日本皮膚科学会の「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」でも、炎症後色素沈着はニキビ(尋常性痤瘡)に伴う代表的な変化として扱われています[3]。それぞれに合わせたケアを意識すると、跡の悪化を防ぎやすくなります。
クレーター状の凹凸との違い
ニキビ跡には、赤みや色素沈着のほかに「クレーター」と呼ばれる凹凸型もあります。これは炎症が真皮の深いところまで及び、コラーゲンなどの組織が損傷して肌表面が陥没した状態です。
クレーター状の凹凸は、赤みや色素沈着と違ってスキンケアだけで平らに戻すことは難しいとされています。凹凸が気になる場合は、美容皮膚科でのレーザーやダーマペンなどの治療が選択肢になります。
この記事で主に扱うのは、スキンケアでのケアが期待できる赤み(炎症後紅斑)と色素沈着(炎症後色素沈着)です。まずは自分の跡がどのタイプかを見極め、深い凹凸がある場合は早めに専門医へ相談することをおすすめします。
ニキビ跡の赤みはどのくらいで治る?治らないと感じる原因
「ニキビ跡の赤みがなかなか消えない」「もう1年近く治らない」と感じている方も多いはずです。ここでは、赤みが引くまでのおおよその目安と、長引いてしまう原因を整理します。
赤みが引くまでの期間の目安
炎症後紅斑による赤みは、肌のターンオーバーとともに少しずつ目立ちにくくなっていくのが一般的です。軽いものでは数週間から数カ月、炎症が強かった場合は半年から1年以上かけて薄くなっていくこともあり、個人差が大きいとされています。
肌の生まれ変わりの周期は年齢や生活習慣によって変わり、加齢とともに長くなる傾向があります。焦って結果を求めるよりも、肌に負担をかけないケアを続けながら、数カ月単位で経過を見守る姿勢が大切です。赤みが数週間たっても変化せず、あるいは広がるように感じる場合は、自己判断で済ませず皮膚科の受診を検討してください。
赤みが治らない・長引く主な原因
ニキビ跡の赤みが長引く背景には、日々の習慣が影響していることが少なくありません。とくに次のような行動は、赤みの回復を妨げる原因になりやすいと考えられます。
- 気になってニキビ跡を触ったり、こすったりしてしまう
- 紫外線対策をせず、跡の部分に日焼けを重ねている
- 皮脂が気になり、1日に何度も洗顔して肌を乾燥させている
- 新しいニキビが同じ部位に繰り返しでき、炎症を上書きしている
これらはいずれも肌に炎症や刺激を与え続ける行動です。赤みを消したい一心で強いケアをすると、かえって長引かせてしまうことがあるため、「刺激を減らす」意識が回復への近道になります。
新しいニキビを繰り返さないことも大切
ニキビ跡の赤みをケアするうえで見落としがちなのが、「新しいニキビをつくらない」という視点です。同じ場所にニキビが繰り返しできると、そのたびに炎症が起こり、赤みや色素沈着が上書きされて定着しやすくなります。
ニキビそのものを予防する日々のスキンケアは、結果的にニキビ跡の赤みを増やさないことにもつながります。皮脂バランスを整え、毛穴詰まりを防ぐケアを習慣にすることが、跡を残さない土台になります。
赤みのケアと予防のケアは切り離せない関係にあります。今ある跡へのアプローチと、これ以上増やさない習慣づくりを、両輪で進めていくことがポイントです。
ニキビ跡の赤みを悪化させない正しいスキンケア手順
ニキビ跡の赤みは、特別な方法よりも「刺激を減らして肌を整える」基本のケアの積み重ねが大切です。ここでは洗顔・保湿・紫外線対策という毎日のステップごとに、悪化させないためのポイントを解説します。
洗顔──こすらず、落としすぎない
ニキビ跡が気になる肌にとって、洗顔時の摩擦は大きな刺激になります。アミノ酸系などマイルドな洗浄成分を選び、たっぷりの泡で包み込むようにやさしく洗いましょう。泡立てネットできめ細かい泡をつくると、手と肌の間にクッションができて摩擦を減らせます。
すすぎは32〜34度程度のぬるま湯で行い、タオルは押さえるようにして水分を吸わせます。熱いお湯やゴシゴシ洗いは、赤みを悪化させる原因になるため避けてください。
皮脂が気になるからと1日に何度も洗うと、必要なうるおいまで奪われて肌が乾燥し、かえってバリア機能が低下します。洗顔は朝晩2回を基本にし、朝は皮脂の少ない方ならぬるま湯だけでも十分です。
保湿──バリア機能を立て直す
ニキビ跡の赤みをケアするうえで、保湿は欠かせないステップです。肌のバリア機能が整うと外部刺激を受けにくくなり、赤みが引きやすい土台づくりにつながります。セラミドやアミノ酸など、うるおいを保つ成分を毎日補いましょう。
セラミドは角層の細胞間脂質の主成分で、水分の蒸発を防ぎ肌を守る役割を果たします。不足すると乾燥や刺激で赤みが出やすくなるため、意識して取り入れたい成分です。セラミド配合スキンケアの効果もあわせて参考になります。
化粧水や乳液を塗るときも肌をこすらないよう注意し、手のひら全体でやさしくハンドプレスするようになじませます。コットンでのパッティングは刺激になりやすいため、赤みが気になる肌では手のひらでのなじませを基本にするとよいでしょう。
紫外線対策──色素沈着を防ぐ最重要ケア
紫外線対策は、ニキビ跡のケアのなかでもとくに重要です。紫外線を浴びるとメラニンの産生が促され、赤み(炎症後紅斑)が茶色い色素沈着(炎症後色素沈着)へ進みやすくなります。跡を残さないためには、日焼け止めを毎日塗る習慣が欠かせません。
SPF30・PA++以上を目安に、肌への負担が少ないノンケミカル(紫外線散乱剤)タイプを選ぶと、敏感になった肌にも取り入れやすくなります。天気や季節に関係なく、室内にいる日でも窓越しの紫外線が届くため、日中は塗り直しも意識しましょう。
外出時は帽子や日傘を併用すると、さらに紫外線の影響を減らせます。紫外線対策はスキンケアのなかでもっとも費用対効果が高い習慣のひとつであり、ニキビ跡の赤みを悪化させないための土台といえます。
スキンケアの正しい順番
ニキビ跡のケアでは、アイテムを正しい順番で重ねることも大切です。基本の流れは「洗顔、化粧水、美容液、乳液(またはクリーム)、日焼け止め」です。夜は日焼け止めが不要になります。
水分の多いアイテムから油分の多いアイテムへと順に重ねることで、うるおいを効率よく肌に閉じ込められます。赤みが気になるからとステップを省くのではなく、低刺激なアイテムで必要なケアを丁寧に行うことが、跡を落ち着かせる近道です。
ニキビ跡の赤み・色素沈着を消すために選びたい成分
ニキビ跡の赤みや色素沈着のケアでは、成分選びも大切な要素です。ここでは、皮膚科の視点から取り入れやすい成分を、赤みと色素沈着それぞれの観点で整理します。
アゼライン酸──赤みと色素沈着の両面にアプローチ
ニキビ跡のケアで注目されている成分のひとつがアゼライン酸です。アゼライン酸は小麦やライ麦などの穀物に天然に含まれる有機酸で、海外ではニキビや酒さの治療薬として30年以上使われ、80カ国以上で承認されています。日本では医薬品としては未承認ですが、化粧品やドクターズコスメの成分として活用されています。
アゼライン酸には抗炎症作用のほか、メラニンの生成に関わる酵素(チロシナーゼ)の働きを抑える作用が報告されています。海外の研究では、15%アゼライン酸ゲルの使用がニキビによる炎症後紅斑と炎症後色素沈着の指標を改善したことが報告されており[1]、赤みと色素沈着の両面に向き合いたい方に向いた成分といえます。
はじめて使う場合は一時的なピリつきを感じることがありますが、多くは肌が慣れるまでの一過性とされています。少量から試し、刺激の有無を確認しながら続けるのがおすすめです。アゼライン酸とニキビ跡の関係はアゼライン酸はニキビ跡に効果がある?でも詳しく解説しています。
ナイアシンアミド──色素沈着とバリア機能に
ナイアシンアミド(ビタミンB3誘導体)も、ニキビ跡ケアで役立つとされる成分です。メラノサイトからメラニンが受け渡される過程(メラノソーム転送)を抑える働きが報告されており、色素沈着による茶色い跡のケアに期待できます[2]。
加えて、ナイアシンアミドはセラミドの産生を促してバリア機能を高める働きも報告されています。うるおいを保ちながら赤みの出にくい肌づくりをサポートするため、アゼライン酸と組み合わせると炎症のケアと保湿の両面からアプローチしやすくなります。
刺激が比較的少なく、敏感になった肌でも取り入れやすいのも特長です。色素沈着とバリア機能の両方に働きかけられる点が、ニキビ跡ケアで注目される理由といえます。
ビタミンC誘導体・PHAなど
ビタミンC誘導体は、抗酸化作用やメラニン生成を抑える働きが期待でき、色素沈着のケアに取り入れられることの多い成分です。ただし高濃度のものは刺激を感じることがあるため、赤みが強い時期は低刺激の処方から様子を見るとよいでしょう。PHA(ポリヒドロキシ酸)は古い角質をおだやかに整えるマイルドなピーリング成分で、色素沈着によるくすみのケアに役立つとされ、敏感肌でも取り入れやすいのが特長です。
ニキビ跡の赤み・色素沈着ケアに使われる主な成分
| 成分 | 期待できる働き | 刺激性の目安 |
|---|---|---|
| アゼライン酸 | 抗炎症、皮脂抑制、メラニン生成の抑制。赤み・色素沈着の両面に | 低〜中(一時的なピリつきの報告あり) |
| ナイアシンアミド | メラノソーム転送の抑制、バリア機能強化。色素沈着とくすみに | 低い |
| ビタミンC誘導体 | 抗酸化、メラニン生成の抑制。色素沈着ケアに | 中(濃度による) |
| PHA | おだやかな角質ケア、くすみケア。ターンオーバーのサポート | 低い |
| セラミド | 保湿、バリア機能の補強。刺激を受けにくい肌づくりに | 非常に低い |
ニキビ跡の赤みが気になる肌は敏感になっていることが多いため、刺激の少ない成分から取り入れるのが安心です。アゼライン酸・ナイアシンアミド・セラミドの組み合わせは、赤みと色素沈着のケアと保湿を両立しやすい選択肢といえます。
市販薬・美容液・美容医療の使い分け
ニキビ跡の赤みを消す方法を調べると、市販薬や美容医療などさまざまな選択肢が出てきて迷いやすいものです。ここでは、それぞれの位置づけをスキンケアとの関係で整理します。
市販薬・スキンケアでできること
ドラッグストアなどで手に入る市販薬やスキンケアは、日々のケアで赤みを悪化させないための土台づくりに向いています。抗炎症成分を配合した化粧品や、保湿・角質ケアのアイテムを使い、肌を整えながら経過を見守るのが基本的な使い方です。
ただし、市販のアイテムは化粧品または医薬部外品であり、できることには限りがあります。すでにできてしまった濃い色素沈着や、深い凹凸を短期間で消すことは難しいため、「これ以上悪化させない」「今ある赤みをおだやかに整える」という視点で使うのが現実的です。
市販のニキビ跡向けクリームの選び方についてはニキビ跡に効くクリームは?で成分の観点から詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。
美容医療という選択肢
赤みや色素沈着が強く、セルフケアでは変化を感じにくい場合は、美容皮膚科での治療が選択肢になります。赤み(炎症後紅斑)にはIPL(光治療)やレーザー、色素沈着にはケミカルピーリングやレーザートーニングなど、跡のタイプに応じた方法が用いられます。
クレーター状の凹凸には、ダーマペンやフラクショナルレーザーなどが検討されます。これらの治療はダウンタイムや費用、回数の目安が異なるため、実際に受ける際は医療機関で肌状態を診てもらい、跡のタイプに合った方法を相談することが大切です。
セルフケアと医療の上手な組み合わせ方
スキンケアと美容医療は、どちらか一方だけを選ぶものではありません。日々のスキンケアで肌のバリア機能を整えて新しいニキビを防ぎつつ、必要に応じて医療の力を借りるという組み合わせが、ニキビ跡ケアでは現実的なアプローチです。治療後の肌はデリケートになりやすいため、低刺激のスキンケアで丁寧に保湿することが結果を保つうえでも重要です。
赤みが長引く、範囲が広がる、ブツブツを伴うといった場合は、自己判断で市販品を使い続けず、皮膚科専門医に相談してください。原因を正しく見極めたうえで、スキンケアと医療を組み合わせることが改善への近道です。
ニキビ跡の赤みケアに取り入れたい、ベーシックケアAZシリーズ
ベーシックケアAZシリーズは、皮膚科専門医である野田真史医師が監修・開発したスキンケアシリーズです。ニキビや赤みなどの肌悩みに向き合ってきた臨床経験をもとに、アゼライン酸・ナイアシンアミド・セラミドを中心とした成分設計で、ニキビ跡の赤みが気になる肌のバリア機能をサポートします。
着色料・香料・シリコン・鉱物油・アルコールの5つのフリー処方を採用しており、刺激を受けやすくなった肌にも毎日取り入れやすいのが特長です。ここでは、ニキビ跡の赤み・色素沈着ケアに向くアイテムをご紹介します。
AZクリーム(クリーム)
アゼライン酸を20%の高濃度で配合した集中ケアクリームです。ニキビ跡の赤みや炎症後の色素沈着が気になる部分にポイント的に使うことで、肌をなめらかに整えます。メラニンの生成に関わる働きが期待できるα-アルブチンやナイアシンアミドもあわせて配合しています。
セラミドEOP/NP/APも配合しているため、高濃度でありながらうるおいを保ちやすい処方です。スキンケアの最後のステップとして、乳液やローションで肌全体を整えたあと、跡が気になる部分に薄くなじませてお使いください。
PHAスキンブライトナー(美容液)
PHA(グルコノラクトン)を5%配合した、低刺激設計の美容液です。古い角質をおだやかに整えることでターンオーバーをサポートし、色素沈着によるくすみが気になる肌のケアに役立ちます。ナイアシンアミドやα-アルブチンもあわせて配合しています。
刺激の強いピーリングが不安な方や、敏感になった肌でも取り入れやすいのが特長です。洗顔後の化粧水のあと、乳液の前のステップとして肌全体になじませてお使いください。
ベーシックケアAZ(乳液)
セラミド・アゼライン酸・ナイアシンアミドを配合した保湿乳液です。角層のバリア機能をサポートしながら、赤みが気になる肌にうるおいを与えます。ヒアルロン酸Naやα-アルブチンも配合し、うるおいとくすみケアの両面から肌を整えます。
みずみずしいテクスチャで肌なじみがよく、化粧水を使わず単独でもお使いいただけます。シンプルなケアを好む方や、乾燥からくる赤みが気になる方に適した1本です。乳液でありながら保湿クリームに近いうるおい感があります。
AZクリアローション(化粧水)
アゼライン酸誘導体を3%配合した化粧水です。ナイアシンアミドと15種のアミノ酸がうるおいを届けながら、皮脂バランスを整える働きが期待できます。グリチルリチン酸2Kやアラントインも配合し、赤みが気になる肌の土台づくりに役立ちます。
洗顔後の最初のステップとして、コットンは使わず手のひらに広げ、顔全体にやさしくなじませてお使いください。皮脂バランスを整えるケアは、新しいニキビを繰り返さないことにもつながります。乳液(ベーシックケアAZ)との併用でうるおいの蓋をするケアが完成します。
ベーシックケアAZシリーズは、洗顔・化粧水・乳液・クリームがそろったスキンケアラインです。ニキビ跡の赤みや色素沈着が気になる方は、化粧水と乳液で肌の土台を整え、気になる部分にAZクリームを重ねるケアから始めてみてください。
料金一覧
| 商品名 | 通常価格(税込) | 定期価格(税込) |
|---|---|---|
| AZクリーム(クリーム・30g) | 3,300円 | 2,970円 |
| PHAスキンブライトナー(美容液・30ml) | 4,200円 | 3,780円 |
| ベーシックケアAZ(乳液・60g) | 4,400円 | 3,960円 |
| AZクリアローション(化粧水・125ml) | 4,400円 | 3,960円 |
定期購入は通常価格から10%オフでお届けします。送料やお届けサイクルの詳細は公式サイトでご確認ください。
よくある質問
Q. ニキビ跡の赤みは自然に消えますか?
炎症後紅斑による赤みは、肌のターンオーバーとともに少しずつ薄くなっていくことが多いとされています。ただし、落ち着くまでに数カ月から1年以上かかることもあり、経過には個人差があります。
この間に肌をこすったり、紫外線を浴びたりすると赤みが長引いたり色素沈着へ進んだりすることがあります。刺激を減らし、保湿と紫外線対策を続けることが、跡を残さないための基本です。変化が乏しい場合は皮膚科への相談をおすすめします。
Q. ニキビ跡の赤みに市販薬は効きますか?
市販の化粧品や医薬部外品は、赤みを悪化させないための日々のケアに役立ちますが、できることには限りがあります。抗炎症成分や保湿成分を配合したアイテムで肌を整えつつ、経過を見守る使い方が現実的です。
すでにできた濃い色素沈着や深い凹凸を短期間で消すことは難しいため、変化を感じにくい場合は美容皮膚科での治療も選択肢に入れて、肌状態に合わせて相談してみてください。
Q. ニキビ跡の赤みにアゼライン酸は使えますか?
アゼライン酸は海外でニキビや酒さの治療に広く使われている成分で、抗炎症作用やメラニン生成を抑える作用が報告されています。日本では医薬品としての承認はありませんが、化粧品成分として赤みや色素沈着の日常的なケアに取り入れることができます。
はじめて使う場合は少量から試し、ピリつきなどの刺激がないか確認しながら続けるのがおすすめです。肌が慣れるまで数日かかることもありますが、多くの場合は一時的なものとされています。
まとめ
ニキビ跡の赤みには、毛細血管が透けて見える炎症後紅斑と、メラニンが沈着した炎症後色素沈着があり、仕組みが異なります。まずは自分の跡がどのタイプかを見極め、赤みなら刺激を減らすケア、色素沈着なら紫外線対策を軸にケアを組み立てることが大切です。
日々のスキンケアでは、こすらない洗顔、セラミドやナイアシンアミドによる保湿、毎日の紫外線対策を基本に、アゼライン酸などの成分を取り入れながら「悪化させない・予防する」ことを意識しましょう。新しいニキビを繰り返さない習慣づくりも、跡を増やさないために欠かせません。
赤みが長引く場合や凹凸を伴う場合は、自己判断で済ませず皮膚科専門医に相談してください。スキンケアと美容医療を上手に組み合わせることで、より効果的なアプローチが可能になります。
ベーシックケアAZシリーズは、皮膚科専門医監修のもとアゼライン酸・ナイアシンアミド・セラミドを配合した低刺激処方のスキンケアラインです。ニキビ跡の赤みが気になる肌の毎日のケアを見直すきっかけとして、ぜひお試しください。
参考文献
[1]https://doi.org/10.1007/s13555-024-01176-2
[2]https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12100180/
[3]https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/zasou2023.pdf
記事執筆ドクター
池袋駅前のだ皮膚科 院長
野田 真史
経歴
2007年
東京大学医学部医学科卒業
2009年
東京大学医学部附属病院初期研修修了
2009年
東京大学皮膚科に入局し、東京大学医学部附属病院
2013年
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医取得
2014年
東京大学大学院医学系研究科卒業、医学博士
米国ロックフェラー大学 Instructor in Clinical Investigation
兼Associate Attending Physician
ニューヨーク州医師免許を取得
Master in translational science(MSc)取得2016年
東京大学医学部附属病院 皮膚科 助教
2018年
池袋駅前のだ皮膚科開院
資格
東京大学医学部医学科卒業 / 皮膚科専門医(日本皮膚科学会認定)/ 医学博士(東京大学大学院医学系研究科)/ ニューヨーク州医師免許 / ECFMG certificate(アメリカ医師国家試験合格証) / Master in translational science(米国ロックフェラー大学)/ 米国ロックフェラー大学皮膚科