敏感肌でもピーリングできる?|成分・頻度・注意点を解説

「敏感肌にピーリングは刺激が強そう」

「敏感肌でも使えるピーリング製品はある?」

このように感じている方もいるのではないでしょうか。

敏感肌は、ピーリングによる刺激が気になり、取り入れることをためらう方も少なくありません。しかし、肌の状態や成分を選べば、敏感肌の方でも取り入れられる場合があります。

この記事では、敏感肌の方が使いやすいピーリング成分や使用頻度、使用時の注意点について詳しく解説します。ピーリングを取り入れたい方は、ぜひ参考にしてください。 

敏感肌でもピーリングはできる?

敏感肌の方でも、肌の状態が安定していればピーリングを取り入れられる場合があります。ただし、自分の肌に合った製品を選ぶことが大切です。

敏感肌は、肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなっている状態です。そのため、ピーリング成分や摩擦などの刺激によって、ヒリヒリ感や赤みが出ることがあります。

敏感肌の方がピーリング製品を選ぶ際は、比較的刺激が少ないとされる成分に注目しましょう。なかでも、分子量の大きい成分は角層へゆるやかに作用するため、比較的刺激を感じにくいと考えられています。代表的な成分としては、PHA(ポリヒドロキシ酸)があります。

そもそもピーリングとは?

ピーリングとは、肌表面に溜まった古い角質を取り除き、肌のターンオーバーをサポートするスキンケアです。

「ピーリング=角質を強くはがすケア」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、全てのピーリングがそうではありません。古い角質をやわらかくし、自然に剥がれやすい状態へ整えるタイプもあります。

そのため、肌状態に合わせて成分や使用方法を選べば、穏やかに角質ケアを取り入れられる場合があります。

敏感肌向けピーリングの選び方

刺激を感じにくい成分を選ぶ

敏感肌の方がピーリング製品を選ぶ際は、比較的刺激を感じにくい成分が配合されているものを選ぶことが大切です。

代表的な成分として、PHA(ポリヒドロキシ酸)があります。PHAは、AHAやBHAなどのピーリング成分と比べて分子量が大きく、角質層にゆるやかに作用する成分です。そのため、AHAやBHAで刺激を感じたことがある方でも、比較的刺激を感じにくく、取り入れやすい成分とされています。

一方、AHA(グリコール酸など)は分子量が小さく、角質層へ作用しやすい成分です。古い角質のケアに用いられますが、敏感肌の方はピリピリとした刺激を感じることがあります。

また、BHA(サリチル酸)は脂溶性で皮脂となじみやすく、毛穴汚れや古い角質のケアに使われる成分です。ただし、敏感肌の方が使用すると、乾燥や赤みなどの刺激を感じる場合があります。

スクラブ・摩擦が強いタイプは慎重に選ぶ

スクラブ入りのピーリングや摩擦が生じやすいピーリング製品は、物理的な刺激によって、肌のバリア機能を担う角層に負担をかけることがあります。その結果、乾燥やヒリつき、赤み、肌荒れなどにつながる可能性があります。

ピーリング製品を選ぶ際は、スクラブの有無や配合されている成分を確認し、肌への刺激が少ないものを選ぶことが大切です。

また、敏感肌の方は、高濃度のピーリングを頻繁に行うよりも、低濃度のピーリング成分を肌状態に合わせて取り入れる方法が向いている場合があります。一度に強い角質ケアを行うのではなく、日々のスキンケアの中で穏やかに角質ケアを行うことで、肌への負担を抑えながら続けやすくなります。

保湿成分やバリアサポート成分も一緒に見る

ピーリング後の肌は、一時的に乾燥しやすくなり、刺激を受けやすい状態になることがあります。そのため、ピーリング成分だけでなく、保湿成分や肌のバリア機能をサポートする成分が配合されている製品を選ぶことが大切です。

例えば、以下のような成分が挙げられます。

・セラミド、ヒアルロン酸:肌のうるおいを保ち、乾燥を防ぐ
・ナイアシンアミド:肌のうるおいを保ち、バリア機能をサポートする

ピーリング後は肌がデリケートになりやすいため、角質ケアと同時に保湿ケアも意識しましょう。

香料・アルコールなど刺激になりやすい処方も確認

敏感肌の方は、香料やアルコール(エタノール)が刺激となり、赤みやヒリつきにつながることがあります。

ピーリング製品を選ぶ際は、これらの成分が配合されていないかを確認し、肌への刺激が少ないものを選ぶことが大切です。

敏感肌に向いているピーリング成分の違い

PHA(ポリヒドロキシ酸)

PHAは古い角質を穏やかに除去しながら、水分を保持しやすい性質をもつピーリング成分です。角質ケアと保湿ケアを同時に行いやすい点が特徴です。

AHAやBHAなどのピーリング成分と比較すると、分子量が大きく、角層にゆるやかに作用するため、刺激を感じにくい傾向があるとされています。

そのため、一般的に敏感肌や乾燥肌の方でも取り入れやすい成分として紹介されることが多い成分です。継続的に使用することで、古い角質による肌のざらつきやくすみを防ぎし、なめらかな印象の肌へ整えます。

AHA(グリコール酸・乳酸・マンデル酸)

AHAは水溶性のピーリング成分で、角層にたまった古い角質に作用し、肌表面の不要な角質を取り除きやすくする働きがあります。

肌のざらつきや、古い角質によるくすみが気になる方に向いています。一方で、敏感肌の方は刺激や乾燥を感じる場合があるため、肌状態に合わせて低濃度のものから取り入れることが大切です。

BHA(サリチル酸)

BHA(サリチル酸)は脂溶性のピーリング成分で、皮脂となじみやすい性質があります。毛穴の中の皮脂や古い角質となじみやすく、角質細胞同士の結合をゆるめることで、古い角質が自然に剥がれやすくなるように働きます。これにより、毛穴の詰まりやニキビのケアに用いられることがあります。

ただし、肌の状態や使う濃度によっては赤みや乾燥、刺激を感じる場合があります。特にバリア機能が低下しているときや、敏感肌の方は注意が必要です。

悩み別|敏感肌はどんなピーリングを選べばいい?

ニキビ・毛穴詰まり

毛穴詰まりによるニキビや脂性肌が気になる方は、BHA(サリチル酸)配合のピーリング成分を選ぶ方法があります。BHAは脂溶性で皮脂となじみやすく、毛穴にたまった皮脂や角栓にアプローチしやすい特徴があります。

そのため、脂性肌の方や、毛穴の黒ずみ・角栓が気になる方、ニキビの予防ケアとしてを取り入れられることがあります。

ただし、サリチル酸は肌質によって刺激を感じることがあり、赤みや乾燥につながる場合があります。ポツポツが増えた、赤みやヒリつきが出た場合は、使用頻度を減らす、または使用を一時的に中止するなど、肌状態に合わせて調整しましょう。

赤ら顔・酒さ

赤ら顔や酒さが気になる方は、比較的刺激が少ないとされるPHA配合のピーリングを選ぶ方法があります。

赤ら顔や酒さの方は、肌のバリア機能が低下し、刺激を受けやすい状態になっていることがあります。そのため、ピーリングを取り入れる際は、肌への負担が少ないものを選ぶことが大切です。

PHAは、AHAやBHAと比べて分子量が大きく、角層にゆるやかに作用するため、刺激性が比較的低いとされています。肌表面の古い角質を穏やかにケアしながら、刺激感や乾燥を感じにくい傾向があります。ただし、酒さの症状がある場合は自己判断でピーリングを行うと刺激につながることもあるため、赤みやヒリつきが強いときは使用を控え、必要に応じて皮膚科医に相談しましょう。

ごわつき・くすみ

ごわつきや古い角質によるくすみが気になる方は、AHA配合のピーリングを選ぶ方法があります。

AHAは水溶性で、肌表面に蓄積した古い角質に作用し、角質の剥離を促すことでなめらかな印象の肌へ整えます。

普通肌の方や、肌のざらつき・ごわつき、くすみが気になる方に向いています。ただし、やや敏感な肌の方は刺激を感じる場合があるため、低濃度のものから取り入れ、肌状態を見ながら調整することが大切です。

正しい順番と頻度

まずは部分使い・少ない頻度から

ピーリング製品を使用する際は、まず狭い範囲から試し、肌の状態を確認しながら使用範囲や頻度を調整していきましょう。

敏感肌の方は、まずは週1〜2回程度の低頻度から使用を開始し、肌の状態を確認しながら調整します。赤みやかゆみ、ヒリつきなどが出た場合は使用を中止し、必要に応じて医師に相談しましょう。

使用の順番

ピーリング製品は、剤形や設計によって使用するタイミングが異なります。

化粧水の前に使うタイプや、化粧水の後に使うタイプなど、製品ごとに推奨される使用方法が異なるため、必ず製品に記載されている使用方法を守りましょう。

刺激を感じたら頻度を下げる

敏感肌は、外部刺激に対して反応しやすい状態のことがあります。

使用中や使用後にヒリつき、乾燥、赤みなどを感じた場合は、使用頻度を減らすか、一時的に使用を中止しましょう。症状が続く場合や強い違和感がある場合は、無理に使い続けず、皮膚科医に相談することをおすすめします。

敏感肌がピーリングで失敗しやすいケース

乾燥・赤みが強い日に使い続ける

乾燥や赤みが出ている日にピーリングを続けると、肌への負担が大きくなり、症状が悪化する可能性があります。

肌に違和感がある日は使用を控え、まずは保湿ケアや刺激の少ないスキンケアを優先しましょう。赤みやヒリつき、乾燥が続く場合は無理に使用を再開せず、必要に応じて皮膚科医に相談することをおすすめします。

保湿を省いてしまう

ピーリング後は、保湿ケアを丁寧に行うことが大切です。

ピーリング後の肌は、一時的に乾燥しやすい状態になることがあります。その結果、外部刺激を受けやすくなる場合があります。

また、乾燥が続くことでバリア機能が低下し、肌荒れなどのトラブルにつながることがあります。ピーリング後は化粧水や乳液、クリームなどでしっかり保湿し、肌のうるおいを保ちましょう。

毎日使用する

ピーリングを頻繁に使用すると、必要な皮脂や角質まで取り除いてしまい、乾燥によって肌のバリア機能が低下することがあります。

敏感肌はもともとバリア機能が低下しやすく、外部刺激の影響を受けやすい状態にあります。過度な使用により、赤みやヒリつきや赤みなどの刺激を感じやすくなる場合があります。

そのため、ピーリング製品を使用する際は製品ごとに推奨されている使用頻度を守ることが大切です。また、赤みや炎症、強い乾燥などがある場合は、無理に使用せず肌状態が落ち着くまで控えましょう。

敏感肌におすすめのPHAスキンブライトナー

PHAスキンブライトナーは、敏感肌の方でも比較的使いやすいピーリング美容液です。「敏感肌の患者さまにも安心して使いやすいピーリング製品がほしい」という臨床現場での声に応えるため、日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医の野田真史医師が開発しました。

PHAスキンブライトナーはPHAを5%配合し、肌へのやさしさと角質ケアの効果を両立させています。配合されているPHAはピーリング成分の中でも比較的穏やかな角質ケア作用を持つのが特徴があります。水分を保持する性質もあるため、敏感肌でも使いやすい処方です。

また、PHAスキンブライトナーにはナイアシンアミドが配合されており、皮脂分泌を抑える作用や赤みをケアする作用、表皮のバリア機能をサポートする作用などが報告されています。そのため、ニキビができにくい肌環境を整えるサポートが期待がされます。

PHAスキンブライトナーについてもっと詳しく知りたい方は、以下の商品ページをご覧ください。

https://tokyoderm-online.com/shop/products/phaskin

料金

通常購入 4,200円(税込)

定期購入 3,780円(税込)

よくある質問

PHAスキンブライトナーはいつ使ったらよいですか?

洗顔後、化粧水で肌を整えたあとにお使いください。PHAスキンブライトナーを1〜2プッシュ手に取り、気になる部分または顔全体にやさしくなじませて、その後、乳液やクリームで保湿します。

PHAスキンブライトナーで刺激を感じることはありますか?

PHAスキンブライトナーは低刺激処方ですが、人によっては、赤みや刺激を感じることがあります。初めて使う際は、目立たない部分から少量を試し、様子を見ながら徐々に範囲を広げて使用していきましょう。

敏感肌のピーリングにはPHAスキンブライトナーという選択肢

ピーリングというと、「肌への負担が大きいケア」というイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、成分や使い方を正しく選ぶことで、敏感肌の方でも取り入れやすい角質ケアです。

大切なのは、一度に強く作用させるのではなく、肌への負担を抑えながら継続的に肌を整えていくことです。そのため、敏感肌の方は比較的刺激を感じにくいとされるPHA配合のピーリングを選ぶのも一つの方法です。

また、ピーリングと保湿はセットで考えることが重要です。角質ケアで肌表面を整えた後は、セラミドやヒアルロン酸、ナイアシンアミドなどの保湿・バリア機能をサポートする成分で、肌のうるおいを保ちましょう。

PHAスキンブライトナーは、敏感肌のための角質ケアを考えて設計された製品です。敏感肌の患者様と向き合ってきた皮膚科専門医・野田真史医師が開発し、穏やかな角質ケアをサポートするPHAと、肌のバリア機能をサポートするナイアシンアミドを配合しています。

角質ケアと保湿・バリアケアを同時に考えた設計で、「ピーリングを試してみたいけれど、肌への刺激が心配」という方にも取り入れやすい製品です。

敏感肌でピーリング製品をお探しの方は、ぜひ参考になさってみてください。

野田先生写真

記事執筆ドクター

池袋駅前のだ皮膚科 院長

野田 真史

経歴

  • 2007年

    東京大学医学部医学科卒業

  • 2009年

    東京大学医学部附属病院初期研修修了

  • 2009年

    東京大学皮膚科に入局し、東京大学医学部附属病院

  • 2013年

    日本皮膚科学会認定皮膚科専門医取得

  • 2014年

    東京大学大学院医学系研究科卒業、医学博士
    米国ロックフェラー大学 Instructor in Clinical Investigation
    兼Associate Attending Physician
    ニューヨーク州医師免許を取得
    Master in translational science(MSc)取得

  • 2016年

    東京大学医学部附属病院 皮膚科 助教

  • 2018年

    池袋駅前のだ皮膚科開院

資格

東京大学医学部医学科卒業 / 皮膚科専門医(日本皮膚科学会認定)/ 医学博士(東京大学大学院医学系研究科)/ ニューヨーク州医師免許 / ECFMG certificate(アメリカ医師国家試験合格証) / Master in translational science(米国ロックフェラー大学)/ 米国ロックフェラー大学皮膚科