アゼライン酸でくすみケアはできる?色ムラ・ニキビ跡が気になる方へ

「色ムラやニキビ跡にアゼライン酸は効果があるの?」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

アゼライン酸は、皮脂や肌荒れに関わる肌悩みだけでなく、ニキビ跡の色素沈着などにも効果が期待できる成分です。ただし、くすみの種類によってはアゼライン酸だけでは十分なケアが難しい場合があります。

この記事では、アゼライン酸がくすみにアプローチできる理由や効果が期待できるくすみの種類、くすみにおすすめのスキンケア製品などを紹介します。くすみが気になっている方はぜひ最後までご覧ください。

アゼライン酸はくすみケアに取り入れやすい成分

アゼライン酸は、小麦やライ麦などの穀類に含まれている飽和ジカルボン酸です。海外では、ニキビや酒さの治療薬として長年使用されています。日本では医療用医薬品としては承認されていないため、化粧品などのスキンケア成分として配合されています。また、アゼライン酸は妊娠中の方でも使用できる安全性の高い成分です。

くすみの原因は、炎症後色素沈着、赤み、乾燥によるきめの乱れなど、さまざまな要因があります。そのため、くすみの種類によってアゼライン酸が適している場合と、他のケアが適している場合があります。

アゼライン酸は、使用してすぐに変化を感じる成分ではなく、継続的に使用することで肌の状態を整える効果が期待できます。

肌のくすみとは?原因別に見極める

肌のくすみとは、肌が本来持つ明るさや透明感が低下し、暗く疲れた印象に見える状態を指します。原因は一つではなく、さまざまな要因が関係していると考えられています。

ニキビ跡や肌荒れ後の茶色いくすみ

ニキビ跡や肌荒れ後の茶色いくすみは、炎症によってメラニンの生成が促され、肌に沈着することで起こります。これは「炎症後色素沈着」と呼ばれる状態です。

赤みが混ざったくすみ

赤みが混ざったくすみは、ニキビや肌荒れによる炎症のあとに赤みが肌に残ることで、肌全体が均一でない印象に見える状態です。炎症後紅斑と呼ばれることもあります。

乾燥によるくすみ

乾燥によるくすみは、肌の水分量が低下することでキメが乱れたり、皮膚がごわついたりすることで、肌が暗く見える状態です。

シミ・肝斑

シミは、紫外線などの刺激によってメラニンが過剰につくられたり、蓄積したりすることで生じる色素斑です。肝斑は、頬を中心に左右対称に現れることが多い茶色の色素飯で、紫外線だけでなく、女性ホルモンや摩擦など、複数の要因が関係していると考えられています。
すでにできたシミや肝斑はスキンケアだけでは改善が難しい場合があります。肌の状態や症状によっては美容医療を検討することも選択肢のひとつです。

アゼライン酸がくすみ印象にアプローチしやすい理由

メラニン生成に関わる働きにアプローチ

アゼライン酸は、メラニンの生成に関わる働きにアプローチします。そのため、ニキビ跡や肌荒れ後の茶色いくすみなど、色素沈着が気になる肌におすすめです。

肌荒れや赤みを防ぎ、明るい印象の肌を目指せる

アゼライン酸は、肌荒れを防ぐ効果が期待できるため、ニキビや赤みを繰り返しやすい肌のケアに役立ちます。炎症による赤みや色むらが整うことで、肌全体が明るい印象に見えることがあります。

アゼライン酸が向いているくすみ肌・向いていないくすみ肌

向いている人|ニキビ跡や色素沈着によるくすみが気になる人

アゼライン酸は、以下のような肌悩みがある方のケアに取り入れやすい成分です。

・ニキビが治った後に茶色い跡が残りやすい

・肌荒れを繰り返しやすく、赤みや色ムラが気になる

アゼライン酸は、ニキビや肌荒れに伴う色素沈着や赤みなど、炎症後に生じる肌悩みのケアにおすすめです。

向いていない可能性がある人|濃いシミや肝斑を改善したい人

以下のような方は、アゼライン酸だけでは十分な変化を感じにくい場合があります。

・濃いシミを改善したい

・肝斑が気になる

・長期間残っている色素沈着を改善したい

アゼライン酸は、肌の色ムラや色素沈着などのケアに取り入れられていますが、すでにできた濃いシミや甲板を改善することは難しい場合があります。早く改善したい場合は美容医療なども選択肢として検討しましょう。

くすみケア目的でアゼライン酸を使うときの選び方

濃度で選ぶ

アゼライン酸は、製品によって配合濃度が異なります。

アゼライン酸の刺激が気になる敏感肌の方には低濃度(~5%程度)の製品から始める方法があります。くすみや皮脂による肌悩みが気になる方には中濃度(10%程度)。海外では医薬品として使用されることがある高濃度(15~20%)は、ニキビや酒さ、炎症後色素沈着などの治療で用いられています。

高濃度になるほど刺激を感じやすくなる場合もあるため、初めて使用する方や敏感肌の方は肌の状態に合わせて選ぶようにしましょう。

保湿成分の有無で選ぶ

くすみケアでは、肌のうるおいを保つことも大切です。角質層がうるおって整っていると、肌表面がなめらかになり、光が均一に反射するため、明るく透明感のある印象に見えます。一方で肌が乾燥すると、キメが乱れて肌がくすんで見えることがあります。

そのため、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合された製品を選ぶこともおすすめです。

続けやすい製品を選ぶ

アゼライン酸は、継続して使用することが大切です。

そのため、

・自分の好みの使用感かどうか

・香料など肌への負担となる成分が配合されていないか

・敏感肌でも使いやすいか

・続けやすい価格かどうか

など、毎日のスキンケアとして続けやすいものを選ぶことが大切です。

アゼライン酸を使用するときの注意点

アゼライン酸は、使い始めにピリつきや乾燥を感じる場合があります。刺激を感じやすい人は少量から使用する、1日1回や1日おきにするなど、肌の状態を見ながら使用頻度を調整しましょう。使用する前よりも明らかに赤みやボツボツなどが増える場合は使用を中止し、医師に相談しましょう。

レチノール・ビタミンC・ピーリング成分との併用時の注意点

くすみケアでは、アゼライン酸にあわせてレチノールやビタミンC、ピーリング成分(AHA・BHAなど)を取り入れることがあります。複数の成分を組み合わせることで、様々な肌悩みにアプローチができます。

レチノールやビタミンCとの併用

レチノールとビタミンCは併用できます。ただし、肌の状態によっては刺激や乾燥を感じる場合があるた、低濃度から使用したり、朝晩で使い分けたりするなど工夫しましょう。

AHA・BHAとの併用

AHAやBHAなどのピーリング成分を併用すると、刺激を感じやすくなることがあります。刺激が気になる場合は使用頻度を減らしたり、角質ケアと保湿効果が期待できるPHA(グルコノラクトン)を検討するのも方法の一つです。

くすみにおすすめのベーシックケアAZシリーズ

ベーシックケアAZシリーズは、アゼライン酸を配合したくすみが気になる方におすすめの低刺激処方スキンケアシリーズです。敏感肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌など、肌タイプを問わずお使いいただけます。

ベーシックケアAZシリーズは、日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医・野田真史医師が開発したドクターズコスメで、着色料・香料・シリコン・鉱物油・アルコールを使用しない5つのフリー処方です。

ベーシックケアAZクリーム

アゼライン酸を20%と高濃度で配合しており、ナイアシンアミドとともに肌のニキビや赤みなど幅広い肌悩みにアプローチします。

皮脂のコントロールや毛穴詰まりによるくすみ、赤みのあるくすみが気になる肌を、明るい肌印象へと導き、肌のバリア機能を整えるセラミドは、揺らぎやすい肌を整えます。

ベーシックケアAZクリームについて詳しく知りたい方はこちら>

https://tokyoderm-online.com/shop/products/basiccareaz-cream

ベーシックケアAZ

アゼライン酸とナイアシンアミドを配合し、ニキビや赤みへの効果が期待できます。保湿成分としてセラミドを配合し、肌のバリア機能をサポート。さらに優れた水分保持機能を持つヒアルロン酸も配合されていて、さらに高い保湿力が期待できます。乾燥によるくすみが気になる方にもお使いいただきやすい製品です。

ベーシックケアAZについて詳しく知りたい方はこちら>

https://tokyoderm-online.com/shop/products/basiccareaz

料金

商品名

通常購入(税込)

定期購入(税込)

ベーシックケアAZクリーム

3,300円

2,970円

ベーシックケアAZ

4,400円

3,960円

くすみ肌を防ぐためあわせて意識したいケア

アゼライン酸配合アイテムを取り入れるだけでなく、毎日のスキンケアや生活習慣で肌に余計な刺激を与えないことも大切です。くすみに見えにくい肌を目指すために、次のケアを意識するとよいでしょう。

紫外線対策を毎日行う

紫外線はメラニンの生成を促し、日やけによるシミ・そばかすや乾燥、肌荒れにつながり、肌のくすみにつながりやすくなります。日焼け止めの使用や、帽子や日傘などで、紫外線対策を行いましょう。

摩擦を減らす

肌に繰り返し摩擦が加わると、炎症やメラニン生成につながり、くすみにつながることがあります。洗顔時はゴシゴシ擦らず、たっぷりの泡でやさしく洗いましょう。クレンジングやタオルで拭く際も、強く擦らないよう注意しましょう。

角栓を無理に押し出さない

角栓を強く押し出すと、毛穴まわりの肌に負担がかかり、赤みや肌荒れにつながることがあります。角栓を無理に押し出さずに洗顔やクレンジングで汚れを落とし、保湿で肌をすこやかに整えましょう。

保湿でバリア機能を支える

肌が乾燥すると肌荒れやごわつき、キメの乱れにつながり、くすんだ印象に見えることがあります。保湿でうるおいを補い、肌をすこやかに保つことが大切です。

よくある質問

アゼライン酸はどのくらいで実感できますか?

アゼライン酸は、使ってすぐに肌印象が大きく変わる成分ではありません。継続することで効果が感じられます。まずは2週間継続して使ってみましょう。

敏感肌でもアゼライン酸は使えますか?

アゼライン酸は敏感肌の方にもお使いいただきやすい成分です。ただし、使い初めに刺激を感じることがあります。

初めて使う場合は低濃度、少量ずつ、低頻度からはじめることがおすすめです。

くすみケアにはアゼライン酸配合のベーシックケアAZシリーズ

アゼライン酸は、色ムラやニキビ跡が気になる肌のケアに取り入れやすく、同時にニキビや皮脂、角栓が気になる方にもおすすめです。ただし、濃いシミや肝斑のようなくすみは、スキンケアだけで短期間に変えることが難しい場合があります。アゼライン酸配合アイテムを取り入れながら、毎日の紫外線対策、摩擦を減らすケア、保湿なども合わせて行うことが大切です。

ベーシックケアAZシリーズは、アゼライン酸を配合し、くすみが気になる方や、明るい肌印象を目指したい方に取り入れやすいスキンケアシリーズです。低刺激設計で敏感肌の方も取り入れやすいです。ぜひ製品選びの参考にしてみてください。

野田先生写真

記事執筆ドクター

池袋駅前のだ皮膚科 院長

野田 真史

経歴

  • 2007年

    東京大学医学部医学科卒業

  • 2009年

    東京大学医学部附属病院初期研修修了

  • 2009年

    東京大学皮膚科に入局し、東京大学医学部附属病院

  • 2013年

    日本皮膚科学会認定皮膚科専門医取得

  • 2014年

    東京大学大学院医学系研究科卒業、医学博士
    米国ロックフェラー大学 Instructor in Clinical Investigation
    兼Associate Attending Physician
    ニューヨーク州医師免許を取得
    Master in translational science(MSc)取得

  • 2016年

    東京大学医学部附属病院 皮膚科 助教

  • 2018年

    池袋駅前のだ皮膚科開院

資格

東京大学医学部医学科卒業 / 皮膚科専門医(日本皮膚科学会認定)/ 医学博士(東京大学大学院医学系研究科)/ ニューヨーク州医師免許 / ECFMG certificate(アメリカ医師国家試験合格証) / Master in translational science(米国ロックフェラー大学)/ 米国ロックフェラー大学皮膚科