アゼライン酸を使う順番は?正しく効果的な使い方を専門医が解説

ニキビや赤みなど、肌トラブルへのケア成分として注目されているアゼライン酸。近年では日本でもスキンケアに取り入れられるようになり、関心を集めています。

本記事では、アゼライン酸を効果的に使用するための正しい順番やポイント、併用時の注意点などをわかりやすく解説します。

アゼライン酸とは?

アゼライン酸は、小麦やライ麦などの穀物にも含まれるジカルボン酸の一種で、スキンケア成分として使用されています。皮脂や角質のバランスを整え、肌のコンディションをすこやかに保つ作用があります。

欧米では、ニキビや酒さなどの治療に用いられてきた成分で、近年は日本でも日常のスキンケアに取り入れられるようになりました。具体的には、次のような作用が挙げられます。

  • ニキビなどの肌荒れを防ぐ

  • 赤みやほてりなど、肌のゆらぎをやさしくケアする

  • 毛穴の黒ずみやざらつきを整え、キメの整った肌へ導く

  • 色素沈着やくすみをケアする

朝と夜でアゼライン酸を使う順番とポイント

ここでは、朝・夜でアゼライン酸を使う順番とポイントを見ていきましょう。

朝に使う場合のポイント

朝は洗顔後のスキンケアにアゼライン酸配合のアイテムを取り入れ、最後に日焼け止めを使用しましょう。日中は紫外線の影響を受けやすくなるため、朝のスキンケアにアゼライン酸を取り入れる場合は、紫外線対策も併用してください。

夜に使う場合のポイント

夜は洗顔で汚れを落としたあと、スキンケアにアゼライン酸配合のアイテムを取り入れます。乾燥が気になる場合は、最後に乳液やクリームを重ねて保湿しましょう。

他の成分とアゼライン酸の併用・順番のポイント

アゼライン酸は、ほかのスキンケア成分と組み合わせて使うことで、肌をすこやかに保ちやすくなります。

併用しやすい成分

ナイアシンアミドやセラミドなど、肌のうるおいを守る保湿成分はアゼライン酸と併用しやすい成分です。乾燥を防ぎながら、肌のバリア機能をサポートします。

注意が必要な成分

アゼライン酸には併用禁忌のスキンケア成分はありませんが、AHA・BHAなどのピーリング剤や高濃度レチノール、高濃度のビタミンCは、併用すると刺激を感じやすくなることがあります。使用する場合は、時間をずらしたり、高濃度を避けたりすると良いでしょう。

肌の状態を見ながら、少量から取り入れてみてください。

アゼライン酸を使うときの注意点と副作用

アゼライン酸は、使い始めに肌がピリピリしたり、少し赤みを感じたりすることがあります。個人差はありますが、使用初期には一時的に刺激を感じる場合があります。

最初は夜のみや少量から始め、肌の状態を見ながら調整するのがポイントです。明らかに使用前よりもボツボツが増えたり、赤みが強くでる場合は使用を中止し皮膚科専門医に相談してください。

アゼライン酸の効果を引き出す使い方

アゼライン酸を取り入れる際は、毎日のスキンケア習慣として無理なく続けることが大切です。十分な保湿ケアと紫外線対策を合わせて行うことで、肌のコンディションを整えやすくなります。

また、睡眠不足や食生活の乱れも肌トラブルの原因になるため、生活習慣を見直すこともポイントです。肌の状態には個人差がありますが、2〜3か月程度の継続使用で肌の調子が整ってきたと感じる方もいます。

アゼライン酸は即効性よりも、毎日の積み重ねによってキメの整った肌へ導く成分です。

ベーシックケアAZシリーズの特徴

ベーシックケアAZシリーズは、池袋駅前のだ皮膚科の野田院長が監修したスキンケアラインです。アゼライン酸を中心に、セラミドやナイアシンアミドなどの保湿・整肌成分をバランスよく配合しています。

とくに「ベーシックケアAZクリーム」はアゼライン酸を20%配合し、乾燥やゆらぎが気になる方のケアに適しています。着色料・シリコン・香料・鉱物油・アルコールを含まない5つのフリー処方で、敏感肌の方にもやさしい設計なので毎日のスキンケアに取り入れやすいです。

アゼライン酸の使う順番に関するよくある質問

Q:レチノールとアゼライン酸、使う順番はどちらが先ですか?

レチノールとアゼライン酸は併用可能です。テクスチャが軽い方から重ねましょう。

刺激が気になる場合は、使用する時間帯をずらしたり、日を分けて使用すると刺激を軽減できます。

正しい順番でアゼライン酸を使い、肌をすこやかに整えましょう

アゼライン酸は、ニキビや赤みなどの肌トラブルが気になる方に適している穏やかな整肌成分です。使う順番を理解し、保湿と紫外線対策を合わせて行うことで、より快適に毎日のスキンケアに取り入れやすくなります。

自分の肌に合ったペースで、やさしくケアを続けてみてください。

野田先生写真

記事執筆ドクター

池袋駅前のだ皮膚科 院長

野田 真史

経歴

  • 2007年

    東京大学医学部医学科卒業

  • 2009年

    東京大学医学部附属病院初期研修修了

  • 2009年

    東京大学皮膚科に入局し、東京大学医学部附属病院

  • 2013年

    日本皮膚科学会認定皮膚科専門医取得

  • 2014年

    東京大学大学院医学系研究科卒業、医学博士
    米国ロックフェラー大学 Instructor in Clinical Investigation
    兼Associate Attending Physician
    ニューヨーク州医師免許を取得
    Master in translational science(MSc)取得

  • 2016年

    東京大学医学部附属病院 皮膚科 助教

  • 2018年

    池袋駅前のだ皮膚科開院

資格

東京大学医学部医学科卒業 / 皮膚科専門医(日本皮膚科学会認定)/ 医学博士(東京大学大学院医学系研究科)/ ニューヨーク州医師免許 / ECFMG certificate(アメリカ医師国家試験合格証) / Master in translational science(米国ロックフェラー大学)/ 米国ロックフェラー大学皮膚科