酒さに保湿は必要?正しいスキンケア方法とおすすめ成分【医師監修】

「保湿すると酒さの赤みはよくなる?」「保湿でボツボツがひどくならない?」「保湿で注意した方がいいことは?」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

酒さの方の肌は、バリア機能が低下して肌の水分が保ちにくい状態です。そのため外的刺激を受けやすく、赤みやほてりが悪化する一因になることがあります。このような理由から、自分の肌に合った方法で保湿し、肌の土台を整えることが大切です。

この記事では、酒さの方におすすめの正しいスキンケアの方法と、毎日のスキンケアに取り入れやすい成分をご紹介します。酒さで保湿にお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

酒さは保湿しても良い?

酒さの症状

酒さは、鼻・頬・額など顔の中央部にニキビに似たボツボツ(丘疹・膿疱)や赤みが見られる慢性の皮膚疾患です。ニキビと異なり持続する赤みが特徴で、目の周りの赤みが弱い傾向があります。また、ほてりやヒリヒリとした刺激感を伴うこともあります。

酒さでは、血管が拡張して、チリチリとした赤い線(毛細血管拡張)が見えることがあります。ただし、鼻周囲の赤みや血管拡張はすべて酒さとは限らないため、気になる症状がある場合は皮膚科専門医の診察を受けましょう。

酒さで「保湿」が必要な理由は?

酒さの方は、適切な保湿によって肌が刺激を受けにくい状態を保つことが重要です。

酒さは皮膚のバリア機能が低下して、肌の水分を保ちにくい状態です。バリア機能が低下すると、外的刺激を受けやすくなり、赤みやひりつき、ほてりといった症状が生じやすくなります。適切な保湿を行うことで、外的刺激を受けにくい肌状態へ整えることが期待されます。

保湿は酒さそのものを治すものではありませんが、症状の悪化を防ぎ、治療を継続しやすい肌状態を保つために重要です。

酒さの保湿で注意すべきポイント

避けたい保湿成分

酒さの方が使ってはいけない保湿成分はありません。しかし、肌の状態によっては赤みやヒリヒリした刺激感を助長する可能性があるため、成分選びには注意が必要です。

例えば、保湿成分としてよく知られているヘパリン類似物質は、血流を促す作用があるため、人によっては赤みが増す可能性があります。

また、アルコール(エタノール)や香料が配合されている保湿剤は、肌の状態によっては赤みやヒリヒリ感が生じることがあります。そのため、アルコールフリーや香料フリーの製品も、選択肢の一つとして検討するとよいでしょう。

ただし、全ての方に刺激が出るわけではないため、使用感や肌の反応を見ながら自分の肌に合った製品を選びましょう。

注意すべきスキンケア習慣 

洗顔で強くこすったり、熱いお湯を使ったりすると肌の刺激となり、酒さの症状の悪化につながることがあります。たっぷりの泡でやさしく洗い、すすぎはぬるま湯を使用しましょう。

また、長時間の洗顔は肌に必要な保湿因子まで洗い流してしまう可能性があるため、短時間で済ませることが推奨されます。

日焼け止めの使用

紫外線は血管反応や炎症を誘発し、酒さの悪化につながることがあります。日焼け止めはSPF30以上を目安に、肌への刺激が少なく毎日使えるものを選びましょう。

低刺激の製品を選ぶ

酒さの方はバリア機能が低下して、肌が敏感になっている場合があります。

そのため、

・敏感肌の方も使いやすいような低刺激設計の製品

・パッチテストや感覚刺激性テストなどをクリアしている製品

なども選択肢として検討できます。

これらは一般的なスキンケア製品と比較して刺激を感じにくい設計とされており、酒さの方も取り入れやすい場合があります。

酒さにおすすめの成分

セラミド

セラミドは、保湿効果を高め、バリア機能をサポートする成分です。

酒さの方は肌のセラミドが不足しやすく、その結果、外的刺激を受けやすい状態になっています。

セラミドは角質の水分保持を助け、乾燥を防ぐことで肌状態を整えることが期待されます。また、セラミド含有の保湿剤を使うことで、角層中のセラミド含有量も増加することが示されており、バリア機能の安定につながると考えられています。

そのため酒さの方のスキンケアでは、化粧水、乳液、クリームなどで、セラミド配合のアイテムを取り入れることがおすすめです。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は高い水分保持機能を持つ保湿成分です。

酒さの方はバリア機能が低下し、肌の水分を保持しにくい状態です。肌が乾燥すると刺激を受けやすく、ひりつきや赤みが悪化する一因となります。

ヒアルロン酸は角層に水分をとどめ、潤いのある肌へと導きます。

ナイアシンアミド

ナイアシンアミドは赤みをケアする働きがあり、酒さの赤みやボツボツ(丘疹・膿疱)のスキンケア目的で使用されることがあります。

また、セラミドの合成を促進する作用が知られており、角層の水分保持力をサポートし、表皮のバリア機能を整えます。

ナイアシンアミドは比較的刺激が出にくく、敏感になりやすい酒さ肌のスキンケアにも取り入れやすい点が特長です。

アゼライン酸

アゼライン酸は赤みをケアする作用があり、酒さによる赤みやボツボツ(丘疹・膿疱)の改善が期待できる成分です。

使い始めにピリピリとした刺激を感じる方もいます。とくに治療で使用される高濃度のアゼライン酸では、刺激感がでやすいため肌が敏感な方や初めて使用する場合には注意が必要です。

はじめは、低濃度のアゼライン酸やアゼライン酸誘導体が配合されたスキンケアから試すのも一つの方法です。継続して使用することで赤みやボツボツが落ち着くと感じる場合があります。

おすすめのスキンケアの順番

スキンケアは洗顔、化粧水、保湿クリームの順で行うことがおすすめです。

クレンジング・洗顔

クレンジングは短時間でメイクになじませ、こすらずにやさしく洗い流します。

洗顔は泡立てた泡でやさしく洗い、ぬるま湯で丁寧に洗い流しましょう。強くこすったり、熱いお湯を使用したりすると肌への刺激になるため注意が必要です。また、肌への刺激が少ない低刺激設計の洗顔料を選ぶこともおすすめです。

洗顔後は、やさしく押さえるようにして水分をふき取りましょう。

化粧水

洗顔後は乾燥を防ぐため、できるだけ早めに保湿を行いましょう。アゼライン酸やナイアシンアミドなど、酒さのスキンケアに適した成分が配合された製品を選ぶことで、肌の赤みやボツボツを整えます。

乳液や保湿クリーム

化粧水の後は、乳液や保湿クリームを使用しましょう。セラミドやヒアルロン酸が配合された製品を選ぶことで、うるおいを保ち、乾燥を防ぐことでバリア機能をサポートします。

酒さの保湿にはベーシックケアAZシリーズがおすすめ

酒さの保湿ケアには、ベーシックケアAZシリーズがおすすめです。

ベーシックケアAZシリーズは、酒さの方でも使いやすい処方にこだわり、日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医である野田真史医師が開発したドクターズコスメです。

酒さの肌の赤みやボツボツ、肌乾燥に着目した処方で、アゼライン酸やナイアシンアミド、セラミドを配合しています。炎症を抑えながらうるおいを保ち、バリア機能を整えることで、酒さの方の肌をサポートします。

また、着色料・香料・シリコン・鉱物油・アルコールを使用しない5つのフリー処方を採用しており、酒さの方の毎日のスキンケアとして取り入れやすい低刺激設計です。

ベーシックケアAZクリーム

高濃度アゼライン酸20%を配合。アゼライン酸とナイアシンアミドが酒さによる赤みやボツボツ(丘疹・膿疱)へアプローチします。

また、酒さの肌に不足しがちなセラミドを配合することで、乾燥しやすい肌にうるおいを与え、バリア機能をサポートします。

●使い方

洗顔→化粧水→美容液→乳液→保湿クリーム→ベーシックケアAZクリーム

詳しくは、「商品ページ」をご覧ください。

ベーシックケアAZ【乳液】

セラミドやヒアルロン酸を配合し肌にうるおいを与え、しっとりとした肌へと導きます。乳液タイプで使い心地はなめらかで、べたつきにくいです。

さらに酒さに効果が期待できるアゼライン酸とナイアシンアミドも配合しています。治療用のアゼライン酸よりも低濃度に配合することで、毎日の保湿ケアとして継続しやすいです。

●使い方

洗顔→化粧水→美容液→ベーシックケアAZ→治療薬

詳しくは、「商品ページ」をご覧ください。

ベーシックケアAZクリアローション【化粧水】

アゼライン酸誘導体*1とナイアシンアミドが、酒さの赤みやボツボツにアプローチ。また、天然保湿因子の構成成分である15種類のアミノ酸*2が、乾燥しやすい肌にうるおいを与えます。

さらっとした使用感で肌なじみがよく、毎日のスキンケアに取り入れやすいローションタイプです。

*1:アゼロイルジグリシンK 

*2:リシンHCl、グルタミン酸、グリシン、ロイシン、ヒスチジンHCl、セリン、バリン、アスパ ラギン酸Na、トレオニン、アラニン、イソロイシン、フェニルアラニン、アルギニン、プロリン、 チロシン

●使い方

洗顔→ベーシックケアAZクリアローション→美容液→乳液→治療薬

詳しくは、「商品ページ」をご覧ください。

ベーシックケアAZウォッシュ

アゼライン酸誘導体*1とナイアシンアミドを配合し、皮脂によるざらつきや乾燥によるくすみをやさしくオフするアミノ酸系洗顔料です。敏感肌にも使いやすい処方で、必要なうるおいは残しながら、洗顔後のつっぱり感を抑えて肌のコンディションを整えます。

さらに、ヒト型セラミド3種類と19種類のアミノ酸(保湿成分)が角層にうるおいを補い、乾燥ダメージが気になる肌もみずみずしい印象へ導きます。

*1:アゼロイルジグリシンK 

●使い方

ベーシックケアAZウォッシュ→化粧水→美容液→乳液・クリーム

詳しくは、「商品ページ」をご覧ください。

費用

※いずれも税込価格です。

ベーシックケアAZクリーム

通常購入

3,300円

定期購入

2,970円

ベーシックケアAZ

通常購入

4,400円

定期購入

3,960円

ベーシックケアAZクリアローション

通常購入

4,400円

定期購入

3,960円

ベーシックケアAZウォッシュ

通常購入

3,850円

定期購入

3,465円

 

よくある質問

アゼライン酸はヒリヒリしないですか?

アゼライン酸は酸という特性上、使い始めにピリピリ感やそれに伴うかゆみなどの刺激を感じることがあります。
症状が気になる場合は、
・慣れるまで少量で小範囲から使う
・1日1回や1日おきなど使用する
など調整してみてください。

刺激感は通常数日〜2週間程度で徐々に慣れてきますが、使う前よりも明らかにボツボツや赤みが増す場合は使用を中止し、皮膚科医に相談してください。

ベーシックケアAZシリーズはどのくらいで効果が出ますか?

まずは2週間使ってみることをおすすめしています。アゼライン酸やナイアシンアミドには即効性がある成分ではなく、徐々に効果を感じていただくことが多いためです。

酒さで保湿に悩んだら、ベーシックケアAZシリーズ

酒さは皮膚のバリア機能が低下し、水分を保ちにくい状態にあります。そのため、肌の土台を整えるためにも、毎日の保湿は欠かせません。

一方で、酒さの方はもともと肌が敏感なため、肌の状態によってはアルコール(エタノール)や香料などが含まれた保湿剤が刺激となることがあります。赤みやひりつきが気になる方は、アルコールフリーや香料フリー、低刺激性やパッチテストをクリアしている製品を選びましょう。

酒さの方にとくにおすすめの保湿成分は、セラミドとヒアルロン酸です。さらに、酒さの赤みやボツボツ(丘疹・膿疱)への効果が期待できる成分として、ナイアシンアミドやアゼライン酸があります。

これらの成分を配合したのがベーシックケアAZシリーズです。日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医・野田真史医師が開発したドクターズコスメで、酒さの方でも使いやすい処方にこだわっています。洗顔料、化粧水、乳液、クリームがそろっており、毎日のスキンケアに無理なく取り入れやすいのも特長です。

ぜひ、酒さの保湿アイテム選びの参考にしてみてください。

野田先生写真

記事執筆ドクター

池袋駅前のだ皮膚科 院長

野田 真史

経歴

  • 2007年

    東京大学医学部医学科卒業

  • 2009年

    東京大学医学部附属病院初期研修修了

  • 2009年

    東京大学皮膚科に入局し、東京大学医学部附属病院

  • 2013年

    日本皮膚科学会認定皮膚科専門医取得

  • 2014年

    東京大学大学院医学系研究科卒業、医学博士
    米国ロックフェラー大学 Instructor in Clinical Investigation
    兼Associate Attending Physician
    ニューヨーク州医師免許を取得
    Master in translational science(MSc)取得

  • 2016年

    東京大学医学部附属病院 皮膚科 助教

  • 2018年

    池袋駅前のだ皮膚科開院

資格

東京大学医学部医学科卒業 / 皮膚科専門医(日本皮膚科学会認定)/ 医学博士(東京大学大学院医学系研究科)/ ニューヨーク州医師免許 / ECFMG certificate(アメリカ医師国家試験合格証) / Master in translational science(米国ロックフェラー大学)/ 米国ロックフェラー大学皮膚科