酒さは顔に赤みやニキビのようなぼつぼつが同時に出る赤ら顔の一種です。酒さの方は刺激感を感じやすい方が多く、どのスキンケア製品も合わずに荒れてしまう…。どれが自分に合うのか分からない…。というお悩みをお持ちの方が多いです。そこで今回は酒さについての解説と医師も推奨する酒さのスキンケアについて、詳しくご紹介します。

何を使ったらいいか分からないという方にはベーシックケアAZシリーズがおすすめです。ベ ーシックケアAZシリーズは酒さやニキビに特化して作られたドクターズコスメで、現在は化粧水と乳液が展開されています。大学病院含め全国の92の医療機関などで販売されており、酒さのスキンケアだけでなく治療としても取り入れられています。

・アゼライン酸誘導体3%
・ナイアシンアミド
・アミノ酸15種類
などを配合
着色料・香料・シリコン・鉱物油・アルコールは不使用
アゼライン酸誘導体*1とナイアシンアミドによって、過剰な皮脂が気になる方の肌を整え、すこやかな皮膚を保ちます。天然保湿因子の構成成分である15種類のアミノ酸*2がうるおいをサポートし、透明感のある肌に導きます。さらっとしていて肌馴染みの良いローションタイプです。
*1:アゼロイルジグリシンK *2:リシンHCl、グルタミン酸、グリシン、ロイシン、ヒスチジンHCl、セリン、バリン、アスパ ラギン酸Na、トレオニン、アラニン、イソロイシン、フェニルアラニン、アルギニン、プロリン、 チロシン
ベーシックケアAZクリアローション【化粧水】について詳しく見る

・アゼライン酸
・ナイアシンアミド
・ヒト型セラミド
などを配合
着色料・香料・シリコン・鉱物油・アルコール不使用
アゼライン酸とナイアシンアミドが肌バランスを整え、酒さの肌をサポートします。治療用のアゼライン酸よりも低濃度に配合することで、多くの方が刺激を感じにくく毎日のスキンケアに取り入れることができます。治療用のアゼライン酸と併用して使用することも可能です。また、酒さの肌に不足しがちなセラミド配合で肌にうるおいを与え、しっとりとした肌へと導きます。乳液タイプで使い心地はなめらかでべたつきません。
ベーシックケアAZ【乳液】について詳しく見る
いかがでしたか?様々な美容成分を含むスキンケア製品が多く販売されていますが、酒さの方はまずは自分の肌に合ったスキ ンケア製品を見つけ、肌を荒れさせないことが酒さを悪化させないポイントです。スキンケアを選ぶ際はぜひ参考にしてみてください。
酒さとは
赤みやニキビのようなボツボツが鼻、ほほなど顔の中央付近で目立ちますが目周りの赤みは弱いです。また、血管が開いてチリチリとした赤い線(毛細血管拡張)が出ていたり、皮膚の症状だけでなくほてりや刺激感でお悩みの方も多いです。炎症によるボツボツが目立つためニキビとも似ていますが、酒さの場合は肌の赤みが強いのが特徴です。
酒さは治る?
酒さの治療は外用薬・内服薬・レーザー治療などがありますが、悪化する原因も多いため治療をしてすぐ治るというわけではありません。治すには根気よく治療することも大切ですが、自分の肌に合ったスキンケアを使用する、日常生活で赤みが悪化しやすい紫外線、刺激物の摂取(アルコールや辛いもの)などの血流が良くなる行動を避けることで悪化することを防げます。スキンケアの選び方
◾️敏感肌・低刺激設計
敏感肌の方も使いやすいような成分処方、パッチテストや感覚刺激性テストなどをクリアしている製品を選ぶと、普通のスキンケア製品よりも荒れるリスクが少なく安心して使いやすいです。◾️成分
自分の肌に合う成分、合わない成分を知ることはとても大切です。特に色んな製品で荒れてしまう方は、肌に合わない成分を把握して避けることで酒さの症状が悪化することを防ぐことができます。また、酒さの赤みやボツボツに効果的な成分や肌のバリア機能を高める成分もあるので、そういった成分を取り入れてみると治療との相乗効果を得られることもあります。
酒さにおすすめのスキンケア成分
酒さの方は毎日肌に使用するスキンケア選びも大切です。「敏感肌用」「低刺激設計」だけで選ぶのではなく、成分を見て選べるようになるとより効果的にケアを行うことができます。成分についてよく分からない方はご紹介する酒さに推奨されている成分や、刺激が少ない成分をスキンケアに取り入れてみましょう。◾️セラミド
酒さの肌に不足しがちなセラミドは高い保湿力だけでなく荒れにくい肌作りには重要な成分です。セラミドが不足すると肌のバリア機能が低下して肌荒れしやすくなります。セラミド配合の保湿剤を使用すると角質中のセラミド含有量も増えることが示されているので、化粧水や乳液、クリームなどのアイテムに取り入れて肌にセラミドを補うことがおすすめです。◾️アゼライン酸
アゼライン酸は酒さの治療薬としても使用されています。アゼライン酸には抗炎症作用、抗菌作用、皮脂分泌抑制作用などがあり、酒さの赤みとボツボツを改善します。酸であるという特性上、独特のピリピリ感を感じる方もいますが使用しているうちに慣れてきます。特に治療で使用されるアゼライン酸は高濃度のためピリピリ感を強く感じてしまい、使用を続けられない方もいます。そんな方には低濃度のアゼライン酸やアゼライン酸誘導体が配合されているスキンケアを取り入れてみるのもおすすめです。低濃度でも継続して使用することで酒さの症状に効果を感じる方もいます。◾️ナイアシンアミド
ナイアシンアミドは様々な美容効果がある万能成分ですが抗炎症作用や皮脂分泌抑制作用で酒さの赤みやボツボツを改善します。刺激感もなくセラミドの生成を促す作用や、表皮のバリア機能の改善をする作用もあるため敏感な酒さの方におすすめの成分です。また、抗酸化作用、くすみ、小じわなどのエイジングケアにも有効です。◾️トラネキサム酸
トラネキサム酸はシミやくすみのケアに思われがちですが、抗炎症作用、肌荒れ防止作用があり肌の赤みを軽減する効果があります。また、皮膚のバリア機能を増加する効果もあり刺激も少ないため酒さの方も使いやすいです。
注意が必要な成分
基本的に酒さの方が使ってはいけない成分はありませんが、刺激を受けやすい成分の使用には注意が必要です。どの成分も肌の赤みが増したり荒れなければ使用しても構いませんが、無理に使用を続けて余計に赤みが増してしまう方もいるので、肌の状態を見ながら使用しましょう。◾️ピーリング
ピーリング成分にはいくつか種類がありますが、肌をターンオーバーを促すため種類によっては皮むけを起こしたりそれにより赤みが出ることがあります。酒さの方は刺激を感じやすく赤みが増してしまうことがあるので酒さの治療中の使用は成分によっては注意が必要です。◾️レチノール
レチノールはA反応と言って、皮むけ、赤み、ひりつき感など一時的に肌が荒れてしまうことがあります。無理して続けて赤みがそのまま残ってしまったという方もいるので酒さの赤みやボツボツ、刺激感などの症状が強く出ている時は避けた方が無難です。◾️ヘパリン類似物質
処方だけでなく市販でも購入できるようになったヘパリン類似物質。ヘパリン類似物質には血行促進作用があり使い続けて酒さになった、酒さが悪化したという方も実際にいるので赤みが気になる方には推奨しません。
酒さの保湿ケアにはベーシックケアAZシリーズがおすすめです

何を使ったらいいか分からないという方にはベーシックケアAZシリーズがおすすめです。ベ ーシックケアAZシリーズは酒さやニキビに特化して作られたドクターズコスメで、現在は化粧水と乳液が展開されています。大学病院含め全国の92の医療機関などで販売されており、酒さのスキンケアだけでなく治療としても取り入れられています。
◾️ベーシックケアAZクリアローション【化粧水】

・アゼライン酸誘導体3%
・ナイアシンアミド
・アミノ酸15種類
などを配合
着色料・香料・シリコン・鉱物油・アルコールは不使用
アゼライン酸誘導体*1とナイアシンアミドによって、過剰な皮脂が気になる方の肌を整え、すこやかな皮膚を保ちます。天然保湿因子の構成成分である15種類のアミノ酸*2がうるおいをサポートし、透明感のある肌に導きます。さらっとしていて肌馴染みの良いローションタイプです。
*1:アゼロイルジグリシンK *2:リシンHCl、グルタミン酸、グリシン、ロイシン、ヒスチジンHCl、セリン、バリン、アスパ ラギン酸Na、トレオニン、アラニン、イソロイシン、フェニルアラニン、アルギニン、プロリン、 チロシン
ベーシックケアAZクリアローション【化粧水】について詳しく見る
ベーシックケアAZ【乳液】

・アゼライン酸
・ナイアシンアミド
・ヒト型セラミド
などを配合
着色料・香料・シリコン・鉱物油・アルコール不使用
アゼライン酸とナイアシンアミドが肌バランスを整え、酒さの肌をサポートします。治療用のアゼライン酸よりも低濃度に配合することで、多くの方が刺激を感じにくく毎日のスキンケアに取り入れることができます。治療用のアゼライン酸と併用して使用することも可能です。また、酒さの肌に不足しがちなセラミド配合で肌にうるおいを与え、しっとりとした肌へと導きます。乳液タイプで使い心地はなめらかでべたつきません。
ベーシックケアAZ【乳液】について詳しく見る
いかがでしたか?様々な美容成分を含むスキンケア製品が多く販売されていますが、酒さの方はまずは自分の肌に合ったスキ ンケア製品を見つけ、肌を荒れさせないことが酒さを悪化させないポイントです。スキンケアを選ぶ際はぜひ参考にしてみてください。
記事執筆ドクター
池袋駅前のだ皮膚科 院長
野田 真史
経歴
2007年
東京大学医学部医学科卒業
2009年
東京大学医学部附属病院初期研修修了
2009年
東京大学皮膚科に入局し、東京大学医学部附属病院
2013年
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医取得
2014年
東京大学大学院医学系研究科卒業、医学博士
米国ロックフェラー大学 Instructor in Clinical Investigation
兼Associate Attending Physician
ニューヨーク州医師免許を取得
Master in translational science(MSc)取得2016年
東京大学医学部附属病院 皮膚科 助教
2018年
池袋駅前のだ皮膚科開院
資格
東京大学医学部医学科卒業 / 皮膚科専門医(日本皮膚科学会認定)/ 医学博士(東京大学大学院医学系研究科)/ ニューヨーク州医師免許 / ECFMG certificate(アメリカ医師国家試験合格証) / Master in translational science(米国ロックフェラー大学)/ 米国ロックフェラー大学皮膚科