アゼライン酸と併用するなら何がおすすめ?肌悩み別の組み合わせ・使う順番を皮膚科医が解説

アゼライン酸とナイアシンアミド・ビタミンC・レチノールなどを一緒に使ってよいのか、迷う方は少なくありません。アゼライン酸はさまざまなスキンケア成分と併用できますが、組み合わせによっては赤み・乾燥・ヒリつきなどを感じることがあります。

この記事では、肌悩み別におすすめの組み合わせや、併用するときの注意点、使う順番について解説します。あわせてベーシックケアAZシリーズもご紹介します。

アゼライン酸と相性がよいおすすめ併用成分

アゼライン酸と組み合わせやすい成分として、ナイアシンアミド・セラミド・ヒアルロン酸・ビタミンCなどが挙げられます。

ナイアシンアミド

ナイアシンアミドは、皮脂分泌を抑える作用や、セラミド産生をサポートしてバリア機能を整える作用が知られています。

ニキビや皮脂、乾燥が気になる場合は、アゼライン酸と組み合わせる選択肢の一つです。

セラミド

セラミドは、角層の細胞間脂質を構成し、肌の水分保持やバリア機能を支える成分です。角層の水分を保ち、外部からの刺激を受けにくい状態を保つうえで重要な役割を果たしています。。

乾燥しやすい肌や、赤み、肌荒れが気になる場合は、セラミドを含む保湿アイテムを組み合わせるのもよいでしょう。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、水分を保持する性質をもつ保湿成分です。外用することで、角層の水分量が増加したことも報告されています。

アゼライン酸を使用しながら、乾燥対策も取り入れたい場合は、ヒアルロン酸を含む保湿アイテムを組み合わせるのもよいでしょう。

ビタミンC

ビタミンCには抗酸化作用や、メラニン生成に関わるチロシナーゼの働きを抑える作用が知られています。くすみや色ムラが気になる場合は、アゼライン酸と組み合わせる選択肢の一つです。

ただし、高濃度のビタミンC製品などを組み合わせる場合は、肌の状態をみながら使用し、刺激を感じた場合は使用頻度を調整しましょう。

アゼライン酸との併用で注意したい成分

レチノールやAHA・BHAなどの角質ケア成分は、アゼライン酸と併用できます。ただし、これらの成分は単独でも刺激を感じることがあるため、重ねて使用すると赤み、乾燥、ヒリつきなどが生じやすくなる場合があります。

肌の状態をみながら、使用する濃度や使用頻度、使用するタイミングを調整しましょう。

レチノール

レチノールはビタミンAの一種で、肌のキメやハリを整える目的で化粧品に配合される成分です。アゼライン酸とは異なる働きをもち、肌悩みに応じて組み合わせることができます。

一方で、アゼライン酸もレチノールも、使用初期に赤みや乾燥、ヒリつきなどを感じる場合があります。初めて使用する場合は、まずはそれぞれ単独で使用し、肌に刺激や症状が出ないことを確認してから併用するとよいでしょう。

刺激が気になる場合は、朝夜や使用日を分ける、頻度を減らすなど、肌の状態に合わせて調整してください。

AHA・BHAなどの角質ケア成分

AHA(グリコール酸など)やBHA(サリチル酸)は、古い角質を取り除き、毛穴の詰まりやざらつきなどが気になる場合に取り入れられる成分です。AHA・BHAは単独でも乾燥や刺激が生じることがあるため、アゼライン酸と併用する場合は、肌の状態をみながら使用頻度や使用タイミングを調整しましょう。

【肌悩み別】アゼライン酸との組み合わせ

アゼライン酸と組み合わせる成分は、肌悩みによって異なります。

ここでは、5つの肌悩みに分けて解説します。

ニキビ・皮脂

ニキビや皮脂が気になる場合は、アゼライン酸+ナイアシンアミドを組み合わせが選択肢にます。皮脂バランスを整えながら、肌荒れを防ぐケアに取り入れやすい組み合わせです。

乾燥をともなう場合は、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分も取り入れるとよいでしょう。

毛穴・ざらつき

毛穴の詰まりやざらつきが気になる場合は、アゼライン酸+AHA・BHAなどの角質ケア成分が選択肢になります。

ただし、それぞれ単独でも刺激を感じることがあるため、まずは片方から始め、肌の状態を見ながら併用しましょう。摩擦の強いスクラブは避け、洗顔と保湿の見直しもあわせておこなってください。

酒さ・赤み・敏感肌

酒さ・赤み・敏感肌が気になる場合は、肌のバリア機能が低下している状態が考えられるため、セラミドなどのバリア機能をサポートする成分を組み合わせるとよいでしょう。

丘疹・膿疱をともなう酒さでは、アゼライン酸が選択肢のひとつとされています。刺激が気になる場合は使用頻度を調整し、症状が続く場合は皮膚科を受診してください。

ニキビ跡・くすみ・色ムラ

ニキビ跡・くすみ・色ムラが気になる場合は、アゼライン酸+ビタミンCが選択肢になります。ニキビ跡の茶色い色素沈着などが気になる場合のケアに取り入れられる組み合わせです。

レチノールも選択肢になりますが、刺激を感じる場合はあるため、肌の状態をみながら使用しましょう。

乾燥・インナードライ

乾燥が気になる場合は、アゼライン酸+セラミド・ヒアルロン酸などの保湿成分を組み合わせるとよいでしょう。

皮脂が気になる場合も保湿ケアを取り入れ、肌のうるおいを保つことが大切です。乾燥や刺激が強い時期は、レチノールや角質ケア成分を無理に追加しないようにしましょう。

アゼライン酸と他の成分を併用するときの4つの注意点

ここでは、アゼライン酸とほかの成分を併用するときに注意したい4つのポイントを解説します。

複数の成分を一度に使い始めない

新しい成分を複数同時に追加すると、刺激が出た際に原因を判断しにくくなります。

まずはひとつずつ取り入れ、肌状態を確認してから次の成分を追加しましょう。

刺激を感じたら使用量・頻度を調整する

アゼライン酸は、使い始めにピリピリ感・赤み・乾燥を感じる場合があります。

刺激が気になる場合は、使用量や頻度を減らしたり、ほかの刺激を感じやすい成分と使用するタイミングを分けたりして調整しましょう。少量・狭い範囲から始めることも大切です。

保湿と紫外線対策も行う

乾燥を防ぐため、乳液やクリームなどの保湿ケアも取り入れましょう。とくにAHA・BHAなどの角質ケア成分を併用する場合は、乾燥や刺激に注意が必要です。

日中は日焼け止めを使用し、紫外線対策もおこないましょう。

赤み・ヒリつきなどが続く場合は使用を中止して医療機関へ相談する

使用前より赤みや肌荒れが強くなった場合は、使用を中止しましょう。

かゆみ・腫れ・痛みなどをともなう場合や、症状が続く場合は皮膚科へ相談してください。

アゼライン酸を毎日のケアに取り入れるならベーシックケアAZシリーズ

ベーシックケアAZシリーズは、皮膚科専門医の野田真史医師が監修・開発したスキンケアシリーズです。アゼライン酸またはアゼライン酸誘導体に、ナイアシンアミドや保湿成分を組み合わせています。

基本の順番は、洗顔→ベーシックケアAZクリアローション→ベーシックケアAZ→ベーシックケアAZクリームです。肌状態に合わせて、単品でも組み合わせても使用できます。

治療薬を使用している場合は、医師から指示された使用方法・順番を優先してください。

ベーシックケアAZ

ベーシックケアAZは、アゼライン酸、ナイアシンアミド、ヒト型セラミド3種、ヒアルロン酸Naを配合した乳液です。

皮脂が気になる一方で、乾燥も防ぎたい肌に取り入れやすく、着色料・香料・シリコン・鉱物油・アルコールは使用していません。

ベーシックケアAZクリアローション

ベーシックケアAZクリアローションは、アゼライン酸誘導体*1を3%、ナイアシンアミドを配合した化粧水です。

15種類のアミノ酸を配合し、肌へうるおいを与えます。単品での使用はもちろん、ベーシックケアAZシリーズと組み合わせて使用することもできます。

*1 アゼロイルジグリシンK

ベーシックケアAZクリーム

ベーシックケアAZクリームは、アゼライン酸を20%配合したクリームです。ナイアシンアミド、ヒアルロン酸Na、ヒト型セラミド3種も配合しています。

スキンケアの最後に使用します。高濃度のアゼライン酸で刺激を感じる場合は、少量から取り入れましょう。

料金

製品名

通常購入

定期購入

ベーシックケアAZ

4,400円(税込)

3,960円(税込)

ベーシックケアAZクリアローション

4,400円(税込)

3,960円(税込)

ベーシックケアAZクリーム

3,300円(税込)

2,970円(税込)

 

よくある質問

Q.アゼライン酸は複数の美容成分と一緒に使ってもよいですか?

A.複数の成分を併用できますが、新しい成分を一度に使い始めることは避けましょう。

ビタミンC・レチノール・AHA・BHAなどを組み合わせる場合は、刺激に注意し、肌の状態をみながら使用量や頻度を調整してください。

Q.併用するときはどの順番で塗ればよいですか?

A.基本は、洗顔→化粧水→美容液→乳液・クリーム→日焼け止め(日中)の順です。基本的には、テクスチャの軽いものから重いものへ重ねます。

処方薬を使用している場合は、医師から指示された使用方法を優先してください。

Q.アゼライン酸とニキビ治療薬は併用できますか?

A.アゼライン酸とニキビ治療薬は併用可能です。

ただし、治療薬によって使い方や刺激の出やすさが異なるため、併用する場合は主治医へ確認しましょう。

アゼライン酸の併用ケアに、ベーシックケアAZシリーズ

アゼライン酸との併用成分は、肌悩みと肌状態に合わせて選ぶことが大切です。ナイアシンアミド・セラミド・ヒアルロン酸は、皮脂や乾燥が気になる肌のケアに取り入れやすい成分です。

ビタミンC・レチノール・AHA・BHAなどを併用する場合は刺激に注意し、肌の状態に合わせて使用量や頻度を調整しましょう。赤みやヒリつきが続く場合は使用を中止し、皮膚科へ相談してください。

ベーシックケアAZシリーズは、アゼライン酸またはアゼライン酸誘導体に、ナイアシンアミドや保湿成分を組み合わせた皮膚科専門医監修のスキンケアシリーズです。アゼライン酸と保湿・整肌ケアを一緒に取り入れたい方は、ぜひお試しください。

野田先生写真

記事執筆ドクター

池袋駅前のだ皮膚科 院長

野田 真史

経歴

  • 2007年

    東京大学医学部医学科卒業

  • 2009年

    東京大学医学部附属病院初期研修修了

  • 2009年

    東京大学皮膚科に入局し、東京大学医学部附属病院

  • 2013年

    日本皮膚科学会認定皮膚科専門医取得

  • 2014年

    東京大学大学院医学系研究科卒業、医学博士
    米国ロックフェラー大学 Instructor in Clinical Investigation
    兼Associate Attending Physician
    ニューヨーク州医師免許を取得
    Master in translational science(MSc)取得

  • 2016年

    東京大学医学部附属病院 皮膚科 助教

  • 2018年

    池袋駅前のだ皮膚科開院

資格

東京大学医学部医学科卒業 / 皮膚科専門医(日本皮膚科学会認定)/ 医学博士(東京大学大学院医学系研究科)/ ニューヨーク州医師免許 / ECFMG certificate(アメリカ医師国家試験合格証) / Master in translational science(米国ロックフェラー大学)/ 米国ロックフェラー大学皮膚科