ベーシックケアAZをお取り扱いになるきっかけはどのような経緯ですか?
野田先生のもとでの勤務経験と、患者様の悩みを受け、有効性を確認し導入しました
元々自分が東京に住んでいた頃に、野田先生のクリニックでしばらく勤務させて頂いたことがベーシックケアAZを知った一つのきっかけです。
その後、実家の群馬県大泉町にある佐々木皮膚科クリニックへ戻った後に、痤瘡や酒さの患者さんの多くがスキンケア難民になっていることに気がつき、採用を決定しました。
アゼライン酸の有効性については論文、以前より採用していた他社クリームで実感しておりました。ですが、アゼライン酸を含んだ薬剤は種類が少なく、他の基材や使い方ができればいいと思っていたところにベーシックケアの登場が自分の思いと合致しました。

ベーシックケアAZをどのように利用されていますか?
痤瘡や酒さ患者に正しい知識を伝え、肌質に応じて推奨しています
主に、痤瘡や酒さの患者さんに使用しています。慢性疾患のためにこれらの患者さんは自分で色々調べて、世の中のあらゆるスキンケアを試して何も自分にあわず困り果てている方が多くいらっしゃいます。
また痤瘡の患者さんは逆にスキンケアに全く無頓着で何もしていないという方も多くいらっしゃり、AZAの正しい知識を説明しながら、治療のベースとなるべくおすすめしています。
大まかに、乾燥肌の方には「ベーシックケアAZ」、脂性肌の方には「ベーシックケアローション」を推奨しております。効果を実感された方は、両者を併用している方も多くいます。

ベーシックケアAZは皮膚のどのようなコンディション・症状に有効だと実感されていますか?
赤みを伴う痤瘡や酒さに有効で、低刺激かつ妊娠期にも安心して使用できます
一番はびまん性の赤みを伴う痤瘡や酒さの患者さんに有効だと思います。酒さの患者さんはどのスキンケアをやっても赤みが悪化する、ピリピリするなど治療に難渋することが多く、そのような方にもベーシックケアAZは有効だと思います。
既存のアゼライン酸製剤だと、刺激感で離脱する方が少なからずいました。ベーシックケアは低濃度で日々のケアに使いやすく、ナイアシンアミド、セラミドやヒアルロン酸を組み合わせることで保湿効果も上げ、取り入れやすい成分構成になっていると思います。
また妊娠・授乳中にも使用できるというのは非常に大切です。妊娠・授乳期には使用できる内服外用薬の選択肢が狭まるため、そのような時期に使用できる武器をこちらが持っているのは非常に大切です。
ベーシックケアAZの上手な使い方があれば教えて下さい
少量から徐々に使用を勧め、スキンケアを正しい治療へ導く基礎化粧品として活用しています
刺激が少ないとはいえ、アゼライン酸が入っているので100%の方が刺激なく使えるわけではありません。最初は普段使いの化粧水のプラスアルファとして少しずつ使用してもらっています。ベーシックケアに慣れてきたタイミングでご自身の化粧水は一旦やめていただき、ベーシックケアのみに徐々に移行してもらうこともあります。
ご本人が良かれと思ってやっているスキンケアも、実は自分自身を悪化させていることもあり、正しい治療に少しずつ誘導していくのがいい使い方だと思います。
まさに「ベースを整える基礎化粧品」ベーシックケアですよと患者さんに紹介しています。
クリニック情報
佐々木皮膚科クリニック
HP | https://sasaki-hifuka-gunma.com/ |
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